カテゴリー「身近な法律問題」の記事

アスベスト国賠

今朝のNHKニュースでアスベスト工場で働いていた女性が中皮腫で死亡されたという事案で国と1400万円余りの金額で和解したという報道がありました。
アスベストを扱う工場で働いていた時期に昭和33年5月26日から昭和46年4月28日が一部でも含まれていて、石綿肺、肺がん、中皮腫、びまん性胸膜肥厚になられた方が和解の対象です。
みお綜合法律事務所でも同様の事案のアスベスト国賠を取り扱っております。
ひょっとしたら該当かもと思われる方、お気軽にお問い合わせください。

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遺言書の内容

最近、立て続けに、同じようなことがありました。

ラジオをお聞きになって、遺言を作りたいと来られた女性の方です。

一人の方は、すでに2回、公正証書遺言を作っておられます。最初に作った遺言は専門家に相談して作ってもらったものでしたが、完成した遺言を家に帰って見直すと、自分の言っていないことが書いてあるといって不安になり、今度は公証役場に直接いって、また作りなおしてもらったところ、まだ自分の言っていないことが書いてあるので、不安でたまらないというご相談です。

最初の遺言には、自分で列挙した財産のほかに「その他一切の財産」という文言と「遺言執行者に●●司法書士法人を指名する」という文言が自分の知らない間に書かれているということで不安になったそうです。公証役場で作り直してもらった遺言には遺言執行者は記載がありませんでしたが、やはりまだ「その他一切の財産」という文言がはいっており、一切財産を取られるのではないかと不安だというのです。

遺言執行者の意味と「その他一切」という文言は必要なんですということや、おひとりさまの相談者の方には、遺言執行者が必要であることを一生懸命わかりやすく説明したところ、「あーそうだったんですか。やっと意味がわかりました。先生ありがとう。やっぱり来てよかった」とおっしゃったので、当事務所を遺言執行者にしてもらうことで再度公正証書を作り直すこととしました。後日、公正証書の文案をご自宅にお送りすると・・・「先生を信頼してお願いしたのに、また前の遺言と同じことが書いてある。もう結構です!!」ととりつくしまもなし・・・???

こんなことも一度なら、気にならないのですが、その後、また別の女性の依頼者も同じようなパターンです。「家に帰って文案をよく読んだら、自分が言っていないことが書いてある。そんなことならもう結構です」 このかたは株とか有価証券とか一切持っていないのに、「その他一切の金融資産」という言葉がはいっているのが不審だとか。

依頼者の思いを遺言にして相続発生後に確実に実行するために、遺言の常套文句というのがありますし、いろいろな場面を想定していろいろと書いてあげるのは専門家の務めだと思うのですが、どうして理解してもらえないんだろう・・・

これから高齢化社会が進むなか、高齢者のかたの法律問題のお役に立ちたいと思うけれども、依頼者と信頼関係を築いていくのは、なかなか難しいなと思ってしまいます。

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近所の食品スーパーが・・・

ちょっと買い忘れた調味料を家の近所の食品スーパーで買おうと思ったら、年中無休のはずなのに、シャッターがおりたまま・・

貼り紙がしてあり、読んでみると、「突然ですが本日破産申し立てしました・・・弁護士●●」のお決まりの通知文。いつ行ってもあまりお客さんがいなくて、生鮮食料品はあまり買う気にならなかったけど、なくなると結構ショックです。このスーパーも廃業したくてもできずに、ずっと自転車操業でやりくりをしていたんだろうなと想像されます

何年か前に、食品スーパーを経営する会社の任意整理をやったことがあります。優良部門だけを残して、赤字部門の食品スーパーだけを整理するという結構アクロバットな整理でしたが、そのときのドタバタをちょっと思い出しました。

単なる廃業なら閉店セールをしたり、取引先にも事前に連絡して注文を止めたりするのですが、破産や破産に近い整理の場合には、閉店は関係者に対して突然の告知となります。そのためには、一部の幹部を除き従業員にもぎりぎりまで知らせませんので、閉店の前後はいろいろなトラブルが予想されます。閉店の日を「Xデー」と定めて事前に周到な準備をします。。

店頭の在庫商品などは卸業者が引き揚げに来ると収拾がつかなくなるため、弁護士を張り付けて対応したり、ポイントカードはどうしてくれるのという一般消費者からのクレームの対応から、なんとか在庫商品をできるだけ高値で処分して、配当原資を確保したりと、任意整理ならではの苦労を思い出しました。

破産であれば、閉店と同時に裁判所に申し立てて管財人を選任してもらい管財人の管理になるので、代理人としてはドタバタはするけれど、管財人にバトンタッチすれば一安心というところでしょう。

貼り紙というのは、破産や整理の際にはつきもので、仕事上見慣れたものではありますが、身近なところでそれをみるというのは結構インパクトがありました・・・

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お一人様の遺言

1月はあっという間に過ぎていき,2月になってしまいました。

同居している夫の両親がインフルエンザで入院するなど,インフルエンザが猛威をふるっているようで,わたくしも発症しないようおとなしくしておりました。

今日の日経新聞の記事にもありましたが,最近は子供のいない方の遺言として

「清算型遺言執行」をご依頼される方が当事務所でも増えております。

すなわち,遺言執行者を指名して

相続発生後に不動産やその他の財産を全てお金に換えて

誰にいくらずつ配分するとか,公益団体やお寺にいくら寄附するというように遺産の清算を依頼するというものです。

遺言を作ったあとに,ご依頼者の方に感想をおききするとみなさま

「これで安心しました。心配なくこれから過ごせます」とますますお元気になられる感じでいきいきとおっしゃいます。

信託銀行ではこのような遺言執行は取り扱っていないとのこと。ご希望の方は是非当事務所にご連絡ください。初回相談無料で詳しくご説明いたします。

弁護士法人みお綜合法律事務所 大阪駅直結ノースゲートビル14階

0120-7867-30(受付電話番号)

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ホテルの備品は持って帰っていいのか

最近のニュースで,ホテルの備品を記念にしようと持って帰った大学生が逮捕されたという記事を見ましたが,ホテルのものをどこまで持って帰っていいの?ということで,よみうりテレビ朝の情報番組「す・またん」から取材を受け,今朝,放送されました。

ホテルの部屋の利用に当たって,ホテルは宿泊などのために部屋を利用させる義務とその対価として宿泊料などを請求する権利があります。

ホテルの備品は宿泊等のために必要な設備として利用できるだけで,持って帰る権利はありません。例外として,石けんや歯ブラシなどはアメニティとして1回限りの利用を前提として提供されているものなので持って帰っていいと言うことになります。

消耗品でも,たとえばトイレットペーパーは消費してもいいけど,使わない残りのロールは持って帰ってはいけません。(当たり前ですが・・・)

原則として持って帰ってはいけないのですから,持って帰っていいのかどうか微妙なもの・・・アメニティをいれているポーチやスリッパなどは,「お持ち帰り下さい」と書いていない限りは,持って帰ってはいけないということです。

ただし,犯罪が成立するためには,「故意」が必要ですので,持って帰っていいかどうか微妙なもので,持って帰っていいと思いこんで持ち帰った場合には,窃盗ということにはならないでしょう。

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終活セミナー2

終活がマスコミで取り上げられるようになり、遺言を準備される方も増えてきました。

これまでは、特定の人に遺産を渡したいという趣旨で遺言の相談がよくあったのですが、最近は、「特定の人に遺産を渡したくない」という趣旨のご相談がちらほらあります。

特定の人というのは、「配偶者」というケースが多いです。

長年、家庭内別居の状態であったり、実際に別居していながら、正式にまだ離婚していないという状態で、万一相続という事態になれば、入籍している配偶者には必ず相続権があります。

遺言を書いても、配偶者には遺留分といって一定の権利が残りますが、遺言がないよりは「まし」です。

遺言があれば、法定相続人の関与がなくても遺言通りに不動産の移転登記もできますし預金の払い戻しができます。遺言は公正証書にしておいた方がいいと思います。

みお綜合法律事務所では、遺言を公正証書として作成するお手伝いをしています。

費用は、遺言内容の起案、証人2名の公証人役場立会費用を含めて105,000円が基本料金となっていますので、信託銀行よりもかなりお得な設定となっています。

http://www.isansouzoku-center.com/

詳しくはこちらをご覧ください ↑

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老人福祉センターでの講演

1343706475766.jpg 大阪市には各区に老人福祉センターがありますが,今回は,大阪市立中央区老人福祉センターで「相続と遺言のお話」の講演に行ってまいりました。

定員50名を大きく上回る80名の方のお申し込みがあり,当日は大盛況でした。

法律の解説のところではちょっと聞き慣れない言葉もあったかもしれませんが,みなさん熱心に注目してお聴きくださり,とてもいい雰囲気でお話をすることが出来ました。

老人福祉センターでの講演は,前回の東住吉区に続いて2度目となります。

司会者の方が,質問がある方はどうぞ前で個別で聞いてくださいと振っていただいたこともあって,講演が終わったあとに,人が殺到して口々にお話をしていただき,耳が7つないと大変という状態になりました。

相続と遺言については,みなさん興味や疑問がいっぱいあるのだとあらためて思いました。これからもこのような身近な場所での講演活動を続けていきたいと思います。

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嵐の日に講演会

昨日から、今日は暴風になるので外に出ないようにとのニュースが流れていましたが、予定通り東住吉区老人福祉センターで「相続と遺言」の講演会実施しました。

館長様が私が出演しているラジオ番組を毎週聴いていただいているとのことでお声をかけていただきました。

暴風雨の予報にもかかわらず会場は満員で皆様熱心に1時間30分の講演に耳を傾けてくださいました。

Photo

3時過ぎに終了して外を見ると真っ暗で嵐・・・typhoon

みなさまお気をつけてお帰りくださいませ。

4月20日には弁護士法人みお綜合法律事務所大阪事務所でも、「もめないための遺言作成」のワンコインセミナー(参加費500円)を実施します。

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安心老後の法律セミナー♪

7月15日、22日、29日の毎週金曜日の午後から、安心の老後のための無料法律セミナーをシリーズでやることにして、ラジオなどで告知しています。

遺言書、任意後見、高齢者施設選びなど毎月テーマをかえて、開催していきたいと思います。

場所は大阪駅直結ノースゲートビルディングオフィスタワー14階の弁護士法人みお綜合法律事務所のセミナールーム。セミナールームの窓からは、鉄道ファン垂涎!大阪駅を行き来する列車がジオラマのように堪能できます。

7月は「遺言書の書き方実践講座」 アフタ-フォローつきでやろうと思います。

アフターフォローをつけるのは、セミナーで話だけ聞いても「ふーん」と思うだけでそのうち書こうと思っているうちになかなか書けないということになると思いますので、アフターフォローとして日を決めると、「忘れないうちに書こう」というきっかけになるかなと思います。

交通至便な事務所に移転したのを機に、情報発信に力を入れて、多くの方に気軽に来てもらえる努力を続けたいと思います。

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学校の再編と再建

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少子化と規制緩和による大学定員増で、学校の再編と再建が今後大きな流れとなりそうです。

4年前から、大阪弁護士会の会派で私立学校再編・再建研究会のメンバーとして研究をした成果を出版という形でまとめました。

「学校の再編と再建」(商事法務)2400円です。

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