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2012年12月

初雪

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京都は、初雪です。 日常がふとしたことから、異次元に迷い込む話。眉村卓の短編集を最近、電子書籍で読みました。

借金を返さなければ…との呪縛に囚われていた人にとって、「過払い」は、異次元の世界に迷い込んだように思えるようです。

先日ご相談に来られた依頼者の方、ある信販会社に対する支払いが滞り、督促の書類が送られてきて、裁判をするとの通告に驚き、夫に打ち明けて、夫からお金を出してもらい全額を一括で払うことになり、その連絡をした際に、念のために、「これまでの入出金記録を送ってほしい」と言った途端、

信販会社の担当者が手のひらを返したように、猫なで声で「実は過払いが200万円にもなっていますが、50万円すぐに振り込みますのでそれで勘弁してほしい」と言ってきて、????・・・

意味がわからず、60万円の借金を50万円にしてもらえるのかと思ったけど、どうもそうではないらしい、先方から50万円すぐに振り込むと言っているけど、一体どういうこと?借金を返す連絡をしたのにどうして???

ほかにも借りている消費者金融が3社あり、同じように連絡したときに、おそるおそる「過払いっていうことになっているんですか?」ときいたところ、「過払い?うちは28%ですけど。」と開き直ったようにいい、「弁護士に相談するんだったら●日までに連絡ください」と言われたとのこと。とても怖い言い方だったのでそれ以上聞けなかった・・

ある会社は、すぐに取引履歴を送ってきたけど、支払いが滞っていることについては何の連絡もなくなった。

「取引履歴」という言葉を口にした途端、相手の対応が一変したり、さーっとひかれたり、・・・借金に苦しんでいる人は「借りたお金を返さなければ」という呪縛の世界に閉じ込められていたけど、魔法の言葉を口にした途端、異次元の入り口が開いていく・・まさにSFショートストーリーの世界だと思いました。

この方は、私の見立てでは全社とも堂々の過払い、総額数百万円返金の見込みです。

私が過払いの説明をしたところ、その方は「異次元に迷い込んだ人」のように、周りの世界が一変したのを実感なさったようでした。

まだまだ、「過払い」を自分のことと受け止めておられない方がいらっしゃるんだなということを実感しました。

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