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改正貸金業法

今日はJR京都駅前の弁護士法人みお京都駅前事務所に久々にいってきました。烏丸通をはさんで斜め向かいのヨドバシカメラの工事現場もしばらくみないうちに、鉄骨が2階あたりまで組みあがっていました。秋に開業ということらしいですがほんとに間に合うのかなという感じです。

6月からの改正貸金業法の完全施行の話題について最近マスコミで盛んにとりあげられています。総量規制により借り入れができなくなる人が闇金に走るとか、貸しはがしにより景気が悪くなるということをコメントする人がいますが、的を得ていないと思います。総量規制の対象である年収の3分の1以上の借り入れがすでにある人が利用者の約半数あるそうですが、そのような状況に陥っている人の現状をご存知でしょうか。

給料がはいったらまずカードの返済にほぼ全部が消えていき、手元に現金がないため食料品をふくめ日常の買い物は全部カードで支払い、不足の生活費は、返済によって空いた借り入れ枠をつかってまた借りる・・・という自転車操業がずっと続いていた人たちが、カードの利用が制限されてようやく行動を起こすきっかけを得るのです。昨年来、消費者金融やカード会社の自主規制で新たな借り入れができなくなった人たちがたくさん債務整理をする決心がついたということでご相談に来られています。

闇金に走らせる政策だと批判するのではなく、闇金を取り締まるとともに、債務整理ができることをもっと広く知らせることが大切だと思います。

貸しはがしによりやむを得ずご相談に来られた方に思いがけず過払い金が戻ってきたときに、その方がおっしゃった言葉ですごく印象的だった言葉があります。「これで、子供に上履きを買ってやれます・・・」。借金の返済に追われて子供の上履きが擦り切れても新しいものを買ってやれず我慢させていたけどようやく新しい上履きが買えるとおっしゃったのです。借金がいかにその方の消費を抑制していたのか・・ということですね。

弁護士のトラブルをことさらとりあげたり、広告をする弁護士は悪い弁護士だというネガティブキャンペーンにより、弁護士事務所に行けなくなることは大問題です。

弁護士会はもっともっと知恵と予算を使って広報活動をすべきです。

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