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弁護士大激変!週刊ダイヤモンドの記事

今週号の週刊ダイヤモンドの特集は弁護士激変。

実名公開!某大手消費者金融会社の過払い返還額ランキングに名前がのっていました。

これまでにもブログに書きましたが、複数の某大手消費者金融の過払い金返還の責任者が事務所にやってきて、返還額についての「協定」を求めにきたことがあり、その際に当事務所が全国ランキングでトップテンにはいっていることを聞いてびっくりしたのですが、あらためてランキングをみるといろいろな思いがします。

この記事は過払い金返還が容易で儲かるビジネスであり、莫大な広告費用をかけて過払い漁りをしてろくに弁護士・司法書士が面談もせず暴利をむさぼっているケースがあるという文脈で書かれているように思います。

「みお綜合法律事務所」では全件1時間の枠を取って弁護士が直接面談をしています。ちなみに私の執務状況はこれまでもブログに書いたことがあります。

隙間のない1日

http://miolaw-sawada.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-aaaa.html

てんてこ舞いの1日

http://miolaw-sawada.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-82bf.html

7月に私が新規で受任した債務整理の件数は36件(一日あたりたったの1.8件)。この数で全国ランキングにはっていることが不思議です。

私は事務所の都合で消費者金融と「協定」を結ぶことはしませんので、1件あたりの過払い回収額も多く、その結果受任事件数の割に過払い回収実績が多いということを胸を張って言えます。

(「協定」というのは、過払い金の請求について、ちょっとでも取引に空白期間があれば一連で計算しないとか、悪意の利息をつけず一律元金の●%で和解してくれたら、請求後○日以内に返金しますという内容のものです。もっと返してほしければ裁判をしなければならず、そうなればお互い時間もコストもかかるでしょうというワケです。しかし、これまで一生懸命返済してきた依頼者の大切なお金なのに、安易な和解は断じてできません)

当たり前のことですが全件依頼者ときっちり面談し、依頼者に心を開いてもらって信頼関係が築けなければ受任できません。女性の依頼者の方が心の重しをおろす過程で涙を見せることも珍しくありません。「苦しい胸の内をやっと聞いてもらえた。解決できる」という安ど感から流す涙です。「さよならローン地獄!」(主婦の友社)で書いたお話はそうやって聞き取ったお話をベースにしました。

私は要介護5の主人の母を介護する関係で夕方6時過ぎには事務所を出なければならず、毎日昼ご飯を食べる間もなく、本当に隙間のないスケジュールで精いっぱい事件をこなしています。

電車広告やラジオ・TVのスポット広告は街にあふれています。借金問題が解決できるんだということがより多くの人の目に触れるようになったのは大変いいことだと思っています。しかし、広告の事務所に電話をしてみたところ、過払いが見込めないケースだと、多額の着手金を最初に払うよう言われて途方にくれてしまったとか、高圧的な対応をされて依頼できなかったという話を依頼者の方からお聞きしたことがあります。

当事務所の新規受任のルートはホームページも多いですが、知人紹介、レギュラー出演しているラジオや私の著書「さよならローン地獄」を読んでという方が大部分を占めています。

「多重債務に苦しんでいる(苦しんでいた)方々に、解決できる方法があることを具体的に伝えたい。私たちを信頼して相談していただきたい」という思いがすべての下敷きにあります。

そして1件1件を全力をあげて事件処理した結果が、知人を紹介していただけることにつながり、そして過払い回収実績の全国ランキングという結果につながったのでしょう。

「過払いバブル」とか「最後の需要掘り起こしに躍起」などという表現がされていますが、過払いをビジネスでやられる方がいるとすれば早く手を引いていただきたいなと思います。

弁護士に相談できず苦しんでおられる方がまだいっぱいいらっしゃるという現実に対して、私ができることを精一杯やりたいと思います。

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