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ゴールが見えると力が抜ける!?

今日のNHKのクローズアップ現代で、スポーツ選手の脳の働きについて興味深い実験をしていました。

ゴールがもうすぐだよ という情報が脳に伝わると、脳の動きが低調になり、記録が伸びなくなってしまうのに対し、

まだまだゴールが遠いよ という情報が脳に伝わると、脳の動きが活発になり記録が伸びる というのです。

疲れているときに、もうすぐゴールといわれると、あともうひと踏ん張りと思って力が出るのかと思ったらそうではないようです。

私はスポーツは得意ではありませんが、司法試験の論文試験のときに同じような体験をしました。

論文試験は全部で6科目で1日2科目ずつ3日間にわたって、試験が続きます。

最終日の最後の科目(刑事訴訟法)のとき、問題を見て、2問とも知っている論点が問題になっていることが分かり、答案構成の流れができた瞬間に、これで論文試験の全ての問題で未知の論点に出会わなかったことから、ひょっとしたら合格するのではという思いが浮かび、「もうすぐゴール」という思いがよぎりました。合格したらどうしようかなという余計な妄想も頭をよぎりました。おそらくこれで脳の働きが低調になってしまったのでしょう。

それで、落ち着いて答案を書き始めたのはよいのですが、終了の時間を勘違いしていてあと20分あると思ってゆっくり答案を書いていたら、いきなり「あと5分です」というアナウンスがありました。

書くべきことはわかっているのに、到底あと5分で書ききれる分量ではないのでパニックになってしまいました。気持ちは焦れど右手が腕からブルブル震えて字がかけないのです。

震える右手を左手で必死で押さえつけながら、ぐちゃぐちゃの字で、はしょって、5分で書きなぐり、なんとか最後までたどりついたときに、終了となりました。

これでよく合格できたと思いますが、採点された試験委員の先生は、字体の余りの変化に同情してくださったのでしょう。

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