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悪質商法の手口

悪質商法にひっかからないための予防法は「手口を知ること」です。

貧困ビジネスに関するネットの記事で、多重債務者を騙してさらにお金をむしりとる一例として「クレジットカードの現金化」に注意しましょうという内容が書いてありましたが、まさにその下の欄にアドワーズ広告で「クレジットカードで現金化できます」という広告が出ていたのはブラックジョークでした。

「クレジットカードの現金化」とは、各社のキャッシングの枠を使い果たしている多重債務者でも、まだクレジットカードのショッピングの枠が残っていることがあるので、この枠をお金に換えるからくりです。

単純に説明すると

1)客は業者から価値のない商品を50万円で買い、カードで決済する。

2)カード会社は業者に50万円を立替払いする。

3)業者は30万円を客にキャッシュバックする。=これがショッピング枠の現金化!

4)1ヵ月後、客はカード会社から50万円の請求を受ける。

要するに業者はカード会社から入金を受け、その大部分をピンはねして客にキャッシュバックするというノーリスクの暴利商売です。客は、とりあえず現金が手に入りますが、あとからカード会社からもっとたくさんのお金を請求されます。

カード会社の加盟店契約に違反する行為ですが見つからなければやり放題です。契約違反だけでなく、カード会社からお金を騙し取っているので刑法の詐欺(=犯罪!)にあたります。悪質商法の被害者の客も詐欺の共犯者になります。

別のパターンとして、業者がカードの加盟店でないパターンもあります。

1)客は家電量販店に行き、業者から指示されたとおり50万円分のパソコンやデジカメなどを購入し、商品を指示された場所に送る。決済はクレジットカード。

2)業者はその商品を「買取り」、代金として20万円を客に支払う。

3)1ヵ月後、客はカード会社から50万円の請求を受ける。

■借金で困っている方の弱みにつけこんだ極めて悪質な手口です。

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