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ネットのトラブル

ネットで黒い犬を注文したら白い犬が来たなんていう新聞記事が出ていましたが、ネットでペットの犬を注文するなんていうのもびっくりですが、ネットトラブルの本質をついた問題だと思います。

ネットでは遠隔地間でメールや注文フォームのやりとりで、実際に商品の現物を確認せずに売買契約が成立するので、商品の確認をどのようにするかが問題になります。一般的な新品の商品なら商品名や品番で特定されますし、不良品の場合は取り替えることにより問題が解決しますが、ネットオークションで出品される中古の商品などの「一点もの」では、そもそも取り替えの対象がなく、思っていたものと違うものが届く可能性が大いにあります。ですから、ネットに出品する際には、傷や欠陥も含めてありのままを伝えたうえで、契約をしなければなりません。あとから欠陥が分かった場合には、「瑕疵担保責任」といって、契約の解除や代金の減額などの問題に発展します。

ただ、ネットの売買は相手が遠隔地にいるため不誠実な相手方や最初から騙すつもりの悪い業者にあたると返品などの交渉が難しく、実際に被害の回復は難しいかもしれません。

ネットショッピングは便利で楽しいですが、信頼できる業者や相手を選ぶことが大切です。

ネットショッピングは画面上の注文ボタンをクリックするだけで簡単に注文できるため間違って注文してしまったという問題も発生します。間違えて注文したという場合、申し込む意思がないのですから、民法上は「錯誤無効」であり、契約の無効を主張することができます。注文を受け付けるホームページは、確認画面を設定するなどの工夫をする必要があります。

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